2011年6月12日日曜日

社会体系学プロジェクトのプロトタイプ

システムデザイナーのハラペコです。
私の言葉で文章を書くとこんなにも硬い文章になってしまうのです。
これをどこまで優しくできるか。今訓練しています。


日本には技術があり、資本もあり、人材もいます。しかし、現状の日本はビジョンないしコンセプトを失いさまよっています。この現状の問題を抜け出すために、評価視点で現状を分析し、高次価値体系より導きだされた柔軟な目標を設定し、制約を練りこんだ実現可能な手法が求められています。

人の幸福観は様々ですが、基本的に社会は名誉や信義が土台となった上にシステムが構築されています。私は思う。現在の価値観は個に偏りすぎているのです。「全ては個に還元しない。」と。
自分自身も納得できて社会にも認められたいという矛盾した願い。それが叶うとき人は幸せだと認知できるのかもしれません。幸せとは、社会の幸福を最大化することでもなければ、個人の利益を追求するためのルールを定めることでもなく、もっと崇高なものなのです。人間の本質を表現できる場所が必要です。

これを実現するためには、社会を静的に分析する必要があります。分析は細部までしようと思えばいくらでも出来るのですが、フェールズルールのモデルが参考になります。一軸加わることによりマトリクスでは表しきれなかったバランスを表現すること可能となるのです。(図あり)
次に、主観と客観を統合したモデルを用意します。
モノゴトは主観でしか観察できません。しかし、頭の中で見えているイメージは客観なのです。
このことは、主観で観察するということは客観で観察できないことを意味しています。つまり、人によって物差しはばらつくのが当たり前なのです。これを解決するための手法として、宇宙学のモデル依存実在論とアインシュタインの相対的視点を組み合わせることにより、これらの問題を解決することが可能となります。客観と主観を相対的に認識するモデルを作成する。それは、イコールとユニークが相対的に組み合わさっています。これが視点を統合するということなのです。

このモデルを応用して、理想とする夢

心・体ともに健やかに生きることができ、みなと幸せを分かち合える社会

を実現したいと計画しています。
バラバラに発達していた学問を、現代社会に見合う形に体系化し、学問による理想と利益による現実のバランスポイントをシステム化した社会設計図を設計します。
そのためのモデルは下記となります。(図あり)

人とモデルがシステムによってフィールドに導入されることにより社会が形成される

社会体系学とは、認知科学、哲学、心理学、統計学、数学、物理学、自然科学など、各々に発展を遂げた学問の社会的還元を目的とし、各分野の統合に基づいて社会設計を行う総合テクノロジーのことなのです。

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