現在、私は社会をオブジェクト化し、
それを他人にどう伝えるかという
コミュニケーションレベルを研究しています。
ネットを徘徊しているとぴったりのフレームワークを発見。
IDEF0
まずは、IDEF0の仕組みについて。
via Introduction to IDEF0:.
次に、これを基本に階層を組み合わせます。
IDEF0:アクティビティ・モデリング手法は、別名機能モデリング手法とも言われ、事業の仕組みを機能的な【アクティビティ】とアクティビティ間を仲介する【もの】との関係を表現する。
【アクティビティ】はボックスで表わされ、仲介する【もの】は矢印で表わされ、【アクティビティ】ボックスの上下左右に接続され、それぞれの入力、出力、コントロール、及びメカニズムの意味をもって【アクティビティ】間の関係を表す。ここで【もの】を表す矢印を【ICOM】と称する。
アクティビティ・モデルは、階層的に構造化され、上位の一つのアクティビティはその詳細を表す分割アクティビティで構成される。
IDEF0手法は、アクティビティ・モデルの表現形式を規定するだけでは無く、アクティビティ・モデルを構築するための方法論を提供しており、この両者を合わせて事業の仕組みを分析・整理するモデリング活動をガイドする。(IDEF0手法は手法の中の手法と呼ばれ、これに勝る手法はないと言われる所以がここにある。)
アクティビティ・モデリングは、事業の仕組みを機能的なモジュールとして階層的に分析・整理できることから、企業における経営目標と現場における日常の事業活動(プロセス)とを整合性を持って結びつける中間マネージメント機能を構造化するのに適している。
via IDEF0:アクティビティ・モデリング手法
最後に、IDEF0→フローチャートに変換します。
via 業務の流れを表すチャート
<まとめ>
イメージをオブジェクト化し共通言語として使うために、
IDEF0をフレームーワークとして使う。
IDEF0はパラメータとしてダイナミックとスタティックな視点を持っており
それが組み合わさることによりオブジェクトを形成している。
そして、階層化を行うことにより深化が進む。
しかし、いくらでも深化することが可能なのでほどほどが大切である。
個人的には3層ぐらいが妥当だと考えている。
IDEF0は相対的視点なため、本当に理解することはかなり難しい。
そのため、時間軸をロックしたフローチャート(INPUT→OUTPUT)などに変換して伝える必要がある。
設計者同士で話し合う場合にはIDEF0が使用可能となる。
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